新型コロナウイルスの影響で、イベント中止が相次いでいますね…
先日、予定通り開催されたのが「桂文珍さん」の落語独演会。

　　　　　

２月２２日の「ふふふの日」（しかも令和２年）
「ふふふ…」どころか、大笑いでした。

場所は、ハートピア春江。
枕の「時勢ネタ」、「春江ネタ」を含めてとにかく面白かった〜

趣味で飛行機を操縦する文珍さんは、福井空港の離着陸経験も豊富なようです。
愛用機には「桶と手拭い」を乗せていて、「銭湯機」なんだとか(笑)



今回は文珍さんが３席、桂文五郎さん、桂福矢さんが１席を披露。
文珍さんの演目は、「世帯念仏」、「猫の忠信」、「憧れの老人ホーム」

「猫の忠信」は、２月２日が「猫の日」なので選んだそうです。
色っぽい古典落語で、話術や男女の所作のうまさといったら国宝級！

「世帯念仏」と「憧れの老人ホーム」は新作落語。
共に老夫婦が登場するお得意の文珍ワールドで、会場は爆笑の渦に。

今日２８日からは国立劇場で、「２０日間独演会」を開くそうです。
７１歳のベテランが、古典から新作まで４０席を演じる予定。

合わせて３万人以上が動員されるとか。
多くの人に笑顔が生まれますように。


□□□□□□　今週の「いと！うまし」　□□□□□□

　　 「にんにく鯖」　　 朽木屋（小浜市小浜広峰）

　　　　　

浜焼きサバで有名なお店。
土日祝日は２階で定食が食べられるようになりました。

定食のメニューにもあるのが「にんにく鯖」。
お土産にいただきましたが、とっても旨くてサバビヤン！

ご飯が止まりませんでした。
ごちそうさまでした！

ニュースでお伝えした福井県の「後継者全国公募プロジェクト」
「事業承継」が進まない店や事業者を応援する制度です。

　　　　　

大野市の「レストランときわ」も、後継者がいません。
昭和１４年創業で、８０年以上も市民に親しまれている洋食屋さん。

先日、和風ステーキとエビフライのセットをいただきました。
牛肉、エビはもちろん、ごはんのおいしさも感動的でした！

　　　　　

お店の特長がもう１つあります。
窓越しに見える日本庭園がとても美しく、癒されます。

笑顔が似合う２代目マスターは、７０代後半には見えません。
でもランチタイムだけの営業なのは、体力的な理由のようです。

「老舗の味と暖簾を誰かに継いで欲しい！」
制度の活用を決意した大野の名店は、後継者を求めています。


福井県後継者全国公募プロジェクト」
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sansei/koukeisyakoubo.html

　　　　　

アートのような「てっさ」を始め、「てっちり」、「湯引き皮」、「雑炊」…
「若狭ふぐ」のランチに行ってきました。

日本最北のトラフグ養殖地、若狭湾で育った「若狭ふぐ」
小浜市阿納では、１３軒の民宿でランチでもいただけるんです。

　　　　　

以前、取材をお願いしたことがある「下亟（しもじょう）」さんを予約。
テーブルには直前まで泳いでいた若狭ふぐの料理が並びました。

まず、身が締まった「てっさ」を箸で贅沢にすくい取ります。
ポン酢につけて口に運ぶと、コリっとして旨い〜。

「てっちり」は、ハフハフ言いながらやわらかい身を堪能。
ふぐデザインの茶碗で食べた雑炊も最高でしたよ。

　　　　　

淡白な味なのに、どうしてこんなにおいしいのか不思議なくらいです。
極上のランチを堪能させていただきました。

ごちそうさまでした！

今年初めて観た劇場映画は「パラサイト　半地下の家族」
カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール受賞の韓国映画です。

　　　　　

週刊誌の映画欄で、５人の選者全員が「☆☆☆☆☆」
福井の公開はまだ先だったので、一足先に金沢まで観に行ってきました。

「富裕⇔貧困」、「高い所⇔低い所」、「笑い⇔緊張」…
「内容」も「自分の感情」も、振れ幅の大きさを実感する映画でした。

韓国の「半地下」という暮らしの存在も初めて知りました。
上映時間が「２時間１２分」もあったのかと、後から知ってびっくり！

今月10日に発表されるアカデミー賞候補の話題作は
福井では１５日からメトロ劇場で公開されるそうです。


□□□□□□　今週の「いと！うまし」　□□□□□□

　「餃子」　　　鶴来餃子（福井市中央）

　　　　　

１月いっぱいで「閉店」してしまいましたね〜残念です。
「餃子」は皮がモチモチして厚く、肉汁もおいしかった。

１皿に１０個というのは、餃子好きにはうれしかったです。
昭和２９年に石川県鶴来市出身の先代がオープン。

ずっと同じ大きさと味を守り続けていたそうですね。
ごちそうさまでした！　そして、お疲れ様でした！