九頭竜川の目の前にある「おとり鮎」のお店を覗いてみると・・・

　　　　　

店頭で売られていたのが「鮎の塩焼き」！！
炭火の遠火でじっくりと４０〜５０分かけて焼くそうです。

　　　　　

タテに焼くことで脂が下に落ちるので、鮎の頭は「素揚げ」状態。
バリバリと食べられますので、残すところがありません。

塩加減が絶妙で、ほろ苦さがアクセントになってとっても美味！
今季２度目の鮎でしたが、とてもハッピーな気分になりました。

訪れたのは勝山市鹿谷町の石田おとり鮎店です。

店内には岐阜や茨城の釣り客・・・
「きのうは青森から来た人がいたよ」と店のご主人。

九頭竜川の鮎は全国区だということを改めて実感しました！

　　　　　

戦後７０年。
終戦の日は仕事でしたが、夕方にメトロ劇場へ。
大岡昇平原作の映画「野火（のび）」を観ました。

http://nobi-movie.com/

フィリピン・レイテ島で飢餓状態となった日本兵を描いた作品です。
塚本晋也監督が主演も務めていて、この夏公開されました。

　　　　　

残酷に人が殺され、精神が狂う戦争の実態を描いた渾身の一作。
飢餓や病気で多くの人が亡くなったことも伝わってきました。

あまりに容赦なくむごい描写の連続で、つらい内容。
自分も戦場に連れて行かれたようで、恐ろしくて、不快でした。
食欲も無くなり、げんなり…

しかし戦争の恐ろしさを知ることは大切です。
こうした作品から目を背けずにいたいと痛感しました。

相当な資金難ながら、公開にこぎつけて世に問う塚本監督に敬意を表します。
福井市出身の中村優子さんもラストシーンに出演していますよ。
２１日まで上映されています（ＰＧ１２の年齢制限があります）。

大阪出身なので、花紀京さんの訃報に接してショックを受けました。
土曜の昼はお好み焼きを食べながら吉本新喜劇を見る小学生でしたからねえ。
花紀京さんは特に好きで、ＤＶＤを３枚も持ってます。
７０年代の大阪のお笑い文化を牽引した方でした・・・合掌



ところで大阪の文化というと、先日いろいろと写真におさめました。
まずはお土産に買った食べ物。



昔から子供に人気のおやつといえば「ぼんち揚げ」。
その名も、「ぼんち株式会社」が作っています。
商売人の息子のことを、昔は「ぼんち」と呼んだそうですよ。

そのほか、甘〜いトコロテンや「どろソース」。
人気の「喰べてびっくり旭ポンズ」も買いました。

　　　　　

実家の近くの駐車場。
関西では月極め駐車場を「モータープール」と呼びます。
ちなみに集合住宅は、なぜか「文化住宅」と呼ぶんですよ。

そして、関西といえば今は甲子園ですねえ。
もちろん応援するのは、福井県勢。
優勝候補を送り出す大会なんて、初めての経験です。
敦賀気比の春夏連覇を期待してます！

　　　　　

しばらく「おじゃまっテレ」を休ませていただきました。
実は「帯状疱疹」で７日間入院し、今週から復帰しました。

帯状疱疹は、実に不思議で厄介な病気です。
原因のウイルスは、子供の頃の「水ぼうそう」の生き残り？だとか。
当時できた免疫が中高年になると弱まり、ウイルスが増殖するようです。

はじめは「耳」が痛いなあ、なんて思っていたんです。
そのうち顔に「湿疹」ができて、「ものもらい」に「歯」の痛み。
顔の「右側」ばかりに異変が起きて、見る見るうちに腫れました。

帯状疱疹は全身のどこにでも起きますが、体の左右どちらかに現れます。
そしてウイルスが神経を傷めつけるので、皮膚の他あちこちに痛みが出ます。
その痛みは個人差があり、疱疹が治ったあとも長〜く続く場合があるそうです。

僕の場合、痛みの程度は軽い方でしたが、発症が「顔」というのが厄介でした。
ホラー映画のような顔になってしまい、とてもテレビには出られません。
しかも目に影響すると失明したり、「顔面麻痺」になる危険もあるとか。

　　　　　

７月２１日から福井赤十字病院に緊急入院。
皮膚科をはじめ医療スタッフの皆さんには、大変お世話になりました。
食事も美味しくて、土用の丑の日のかわいい「うな丼」には感動しました！
おかげさまで目の病気、顔面麻痺、痛みなどもなく完治しました。

それにしても、以前に「腸閉そく」で入院したのも、７月２０日。
どうもこの時期は、体調を崩しやすいようで…

とにかく、帯状疱疹になると本当に大変ですよ。
初期症状のチクチクした痛みがあったら、まず疑ってみてください。

予防ワクチンがあるものの、日本では保険が適用されません。
それでもこんな思いをするくらいなら、検討する価値はあると思いますね。