４月３０日に幕を下ろした　歌舞伎座

　

取り壊す前に一度行ってみたい！！と思っていたところ

　　あと４９日の３月１３日に

「さよなら公演」を観劇することができました！



実は　歌舞伎は初めて。

私のように　リニューアル前に一度歌舞伎座で見てみよう！と

歌舞伎の世界に初めて足を踏み入れた人も多かったのでは…



幕間に出入りして

　一幕だけ見ることもできるんです。

しかも１０００円くらい。お得！

この日は３０分ぐらい並びました。

列に並んでいるのは、通な人が多くて

私は前に並んでいたご夫婦に

　歌舞伎のことや歌舞伎座の思い出も聞くことができました。


いよいよ入場です…

３階席まで直通の急な階段が続きます。

時代を感じる　手すり　壁　赤い絨毯。

ようやく３階席に到着。舞台の全体をよく見渡せます。



日本人として一度は生で見てみたい歌舞伎。

演目は「弁天娘女男白浪」でした。

場面転換で　桜がぱーっと咲き誇る川沿いに

役者が勢揃いし　一人一人長台詞を披露するシーンに感動。

所々　笑いの要素を押さえているところも！

　　　やっぱり日本は笑いの文化なんですねぇ〜

想像よりもぐっと現代的で　アドリブを交えた軽妙な演技に

　　　　　　　　　　　　歌舞伎初心者の私も引き込まれました。

後で調べると…

　豪華な顔ぶれで　名場面　名台詞ぞろいだったみたいです。


昔から愛され続ける大衆の演劇であり

バレエやオペラのような総合芸術として発展した舞台が

　　　　　　　　　どんなものなのかずっと興味はありました。

以前、バレエダンサーと歌舞伎役者の

コラボレーションを見たことがありますが…

　　この日の歌舞伎の舞台を見終わって　納得しました。

歌舞伎の動きも　クラシックバレエと同じく完璧なんです。　ザ・古典。

無駄を省き最も合理的でいて

　繊細。

日本のクラシックに触れられて感激でした。

「松嶋屋〜！」といったかけ声も

歌舞伎座ならでは　あの空間での観劇の楽しみですね。



新しい歌舞伎座は２０１３年春の完成予定です★